カロコン開発ストーリー

2009年度に配信したカロコンメールマガジンの内容をご紹介しています。

第4回 ストロベリー味?! 今となっては幻のフレーバー

幻の「ロイヤルミルクティー」

現在、カップタイプの「カロコン」は4種類。いろいろ味わってみたという方は、きっと「私はこれが好き!」というお気に入りがあることでしょう。でも、「もっと他の味のカロコンがあったらな〜」なんて思ったことはありませんか?
実は、過去にはこの4種類以外の「カロコン」もあったのです!
「カロコン」は単に「おいしければいい」というわけではなく、常にカロリーを計算しながら開発しますので、新商品を生み出すのには大変な苦労があります。
とはいえ、やはりアイスにはいろんなフレーバーがあったほうが嬉しいですよね。
開発担当者たちの想いも同じで、「もっといろんなフレーバーを楽しんでもらえたら……」という気持ちから、常に新商品開発への意欲をもっています。

ちなみに、これまでにも開発段階ではいろんな味の提案がありました。
「ロイヤルミルクティー」「カスタードプリン」「黒ゴマ」「あずき」などなど……。中でも「ロイヤルミルクティー」は発売が現実になりかけたのですが、事情があってお流れになってしまいました。

こんな話を聞くと、「食べてみたかった!」と思いますよね。開発担当者としても「すごくおいしかったのに……」と味には自信があったようですから、カロコンファンとしては残念でなりません。
今となっては幻です……。

ストロベリー開発のきっかけは……

また、以前は実際に「カフェオレ」や「ストロベリー」といったフレーバーも販売されていました。
この「ストロベリー」を開発するきっかけは、ある1本のメールでした。それは2004年のある日のこと。江崎グリコのお客様相談センターにお礼のメールが届きました。病気のためにカロリーを気にして食事をしなければならないお子様がいるというお母様からで、「これならカロリーを気にせずアイスを食べさせてあげられます。ありがとうございました」という嬉しい内容でした。
メールに感動した開発担当者は、そのお子様に会いに行きました。会うとまだ3歳の男の子。甘いものを好きなだけ食べたい年頃です。その時、「ボク、いちご味が食べたいなぁ」と言うのを聞き、開発担当者は「じゃあ、つくるね!」と約束しました。
そして、本当にカップタイプの「ストロベリー」を商品化したのです!
(※現在は発売されていません)
「カロコン」は、確かにこの男の子のような人たちの役に立っている!自分たちがつくっているのは、食べた人から「ありがとう」とお礼を言われるアイスなんだ……。
開発担当者はいつもそのことを誇りに思い、もっともっとたくさんの人たちに食べてもらいたい!喜んでもらいたい!という想いを込めて、商品の改良や新商品の開発を行っています。今ある「カロコン」にもそれぞれ、開発担当者のいろんな想いが詰まっているのでしょうね。

まだまだ「カロコン」は発展途上。これからまだ新しいフレーバーが開発される可能性は十分あります。その先駆けとして、カップタイプではなくサンデータイプの「ストロベリー」が、2010年5月31日に発売されました!

みなさんが食べてみたいなぁと思っている「カロコン」も、いつか店頭に並ぶかもしれませんね。

  • 管理栄養士さんとの共同開発 東京医科大学 八王子医療センター 栄養科 福元先生/深谷先生

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