カロコン開発ストーリー

2009年度に配信したカロコンメールマガジンの内容をご紹介しています。

第6回 進化し続けるカロコン。モナカやサンデーの開発

あんこのないバニラモナカ

2005年、「モナカもあると嬉しい」というお客様の意見を受けて、開発担当者は新しいタイプの「カロコン」開発に乗り出しました。最初の難関は、あの「皮」。中のアイスのカロリーを抑えるだけでも大変なのに、今度はプラスして皮のカロリーもあるのです。おいしさを損なわないように気をつけながら軽く薄くし、培煎した小麦ふすまを練りこんで香ばしさを出すなどの工夫を凝らしました。
そうしてなんとか形になったモナカアイス、現在は「バニラあずきモナカ」として発売されていますが、試作品では、なんと「あんこ」のない「バニラモナカ」だったのです。
「上司に食べてもらったら言われました。『あんこが入ってないのは、せつないね……』って(笑)」と思い出し、苦笑いする開発担当者。

そして、今度はカロリーの低いあんこの開発に取り組み始めました。

パリッとしたチョコを!

こうして試行錯誤を繰り返し、完成した「バニラあずきモナカ」。カップアイスと同様に、バニラアイスにはもちろん、あんこにも皮にも砂糖を使っていません。低カロリーの甘味料を数種類組み合わせて、自然な甘さに仕上げることに成功しました。
「あんこが入っているのに、80kcalなんてすごい!」とお客様にとっては嬉しいサプライズの商品となりました。
また、開発担当者にとってもハードルが高かった分、出来上がったときの喜びは大きかったようです。

続けて、「抹茶あずきモナカ」を発売。さらに、「チョコモナカ」にも挑戦しました。
「チョコソースではダメ、パリッとしたチョコじゃないと、チョコモナカとは言えない」という意見もあり、苦労して低カロリーでありながらパリッとしたチョコを開発しました。
パッケージに「パリッとしたチョコ」と書かれているのは、そこに苦労した開発担当者の主張かもしれませんね。

ついにサンデータイプが……!

このモナカタイプだけでも驚きですが、「カロコン」開発担当者の挑戦はまだまだ続いていたのです。
2010年5月31日より、なんと「サンデータイプ」が全国発売に!チョコとストロベリー2つのフレーバー。どちらも見た目にボリュームがあり、これまでの「カロコン」以上にデザートを食べたという満足感を得られる製品となっています。

もちろん、カロリーは80kcal!既に味わった方はきっとそのおいしさに満足していただけたことと思います。

  • 管理栄養士さんとの共同開発 東京医科大学 八王子医療センター 栄養科 福元先生/深谷先生

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