「おふくろの味」~buzzLifeリーダーアンケート-2012年9月より

(アンケート期間:2012年9月6〜9日 総回答数:12,511名)

buzzリーダーのみなさんに「おふくろの味」についてアンケートをとったところ、1万2000名以上の方から回答をいただきました。「おふくろの味」と聞くとどんな料理を思い浮かべるか、また、実際にその料理を教えてもらったことがあるかなど、みなさんにとっての「おふくろの味」についてお聞きしてみました。
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8割の人に「おふくろの味」あり。その味を受け継ぐのは?

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まずは「おふくろの味」の有無や経験を聞きました。「おふくろの味」で思い起こす料理がある人は全体の83.1%。その中で95.4%の人が実際に母親に作ってもらっていますが、作り方を教えてもらっている人となると、67.3%とだいぶ少なくなるようです。

「おふくろの味」といえばやはり和食! 男女や年代、地方にも特色が

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  • やっぱり肉じゃが。その家庭ごとに作り方も味も材料も違う。小さい頃から食べてきたうちの味が一番ほっとする。40代/女性/らすぞーさん
  • 味噌汁。毎朝食卓に並ぶお味噌汁は母の味です。具材は毎日違うけれど、わかめととうふがほっこり大好きです。30代/女性/ゆきんこっこっこさん
  • カレーライスが、お袋の味です。肉は牛肉で量も多く贅沢を味わえるようにしてくれたのだと思います。30代/男性/momomomomoさん
  • 皮から作る手作り餃子。母の餃子の皮はカレー粉を入れたり、ピューレ状にした大葉を入れたりと色も味も抜群に美味しい餃子です。40代/女性/とれたてミキティさん
  • 九州地方の郷土料理「がめ煮」です。子どものころは苦手でしたが、大人になってから何かあるごとに食べたくなるおふくろの味です。30代/女性/hitajinさん

「煮物」「味噌汁」「卵焼き」などの和食が上位を占めました。中でもトップの「肉じゃが」は全体の1割以上にのぼり、まさに「キング・オブ・おふくろの味」。そんな和食優位の中でもがんばっている洋食の筆頭は「カレー/カレーライス」。特に男性や若い世代に人気です。またコロッケやハンバーグも若い世代の支持が高く、おふくろの味も時代につれて……というところでしょうか。九州沖縄地方の「筑前煮/がめ煮」のように地方によっても特色が見られました。

次世代に味を伝えたいと思っているのはどんな人?

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全体の半数弱が「おふくろの味」を次の世代に伝えたい意向を持っていました。どんな人にその意向が強いかを見てみたところ、既婚者、そして子どものいる人で伝えたい意向が強いようです。そして「おふくろの味」がある人、その味を実際教わった人にも同様の傾向が見られます。料理の伝承を通して親子のコミュニケーションを増やしたい、大切なものを子どもに残したい、といった思いが現れているのではないでしょうか。

次世代に味を伝えたいと思っている料理の具体例

  • やっぱり昔からの日本の家庭料理はずっと受け伝えていってほしいと思う。肉じゃがや本当に素朴な家庭的煮物。オシャレな料理は外食で十分だから。50代/女性/パクパク君さん
  • 母から私へ、私から娘へと思うのは、毎日欠かせないお味噌汁かなと思います。季節の野菜を使い具沢山に薄味で作るお味噌汁を教えたいと思います。30代/女性/mokomoko2106さん
  • おふくろの味でもあり郷土料理でもある「のっぺい」です。各家庭で使う材料や味付けも微妙に異なりますが、我が家流を娘に伝授しつつあります。60代以上/女性/アートルさん
  • カレー、ハンバーグ、サンマの唐揚甘酢漬け、ザンギ、酢豚などどれも定番のようで我が家独自の味付けがあるので次の世代に伝えたいです。40代/女性/まるぴぃさん
  • おせち料理。毎年欠かさず作ってくれました。結婚した私も母に見習い毎年欠かさず作っています。これだけは娘にも継いで欲しいと思っています。40代/女性/あんず2さん

アンケート結果からは、食生活の多様化の中でも和食をおふくろの味として大事に思う気持ち、それを子どもとのコミュニケーションを通して後に伝えていきたいという思いが見えてきます。おふくろの味、この機会に思い出してみませんか?

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